もう気にしていないので大丈夫ですよ。
こうして仲良くなれた訳ですし。
(本当にサバサバとした言い方で拘りがないことを告げて、何となく恋人と言う表現は恥ずかしくて仲が良いという遠回りな表現をして微笑んだ)
やっぱり溜まっていたんですね。
たま〜に、私を見る視線が熱を帯びている時があったので、そうかなって思ってたんですけどね。
流石に局内では不味いですよ。
誰に見られているか分かりませんし、見られたら噂になりますよ。
(番組を終わってからとか、家へ帰る時に別れる時とかに先輩が見つめてくる視線は感じていて)
(クスっと笑いながら、気付いていたことを澄ました顔で言って)
(局内は局の職員だけでなく広告会社や俳優、事務所の関係者、雑誌記者などいろいろな人が出入りし)
(どこで見られてるいるか分からないので、普通の会社よりバレる可能性が高く)
(局の看板女子アナが局内でそんなことをしているのが分かればスキャンダルになるので、気を付けるように釘を刺しておいた)
私ですか? もともと淡泊なところはありますけど、溜まった時はジムで汗を流して発散しますから。
身体が疲れればそんなの忘れちゃいますよ。
先輩もたまにはどうですか?
(性欲があまり強くない方と言いながら、もし性欲が高まってもジムで水泳やヨガ、ランニングなどで汗を流せば疲れて性欲はある程度コントロールできると言って)
(性欲を発散させるためではなく、ストレスの発散にもなるのでジムに誘ってみる)